Vol.1132　NICT(情報通信研究機構）のオープンハウス2019　　その１　AI関係　

　NICTとは情報通信研究機構という国の研究機関ですが、その本部が小金井市の北西端貫井北町四丁目にあります。一部は小平市にかかります。6月21日（金）・23日（土）の両日、オープンハウス2019という催し（所内の一般公開）が開催されて見て来ました。

　１号館玄関では大勢の職員が勢揃いするような形でお客を迎えて受付に当っておられます。その奥にはAI関係の展示や演示で、今NICTが力を入れているのはこの分野なのかなと思いました。

　まず最初に見たのは北九州工業大学とトヨタが開発し、未来のパートナーロボットとして世界大会で優勝したロボット。形の違ういろいろな物を掴んで仕分ける作業を演示しています。トヨタのライバルのニッサンが自動織機から自動車へ進み更にロケっト技術へと進出しているのに対して、トヨタは同じく自動織機から自動車へ進み、そしてロボット産業への進出を意図しているのかなと思ってしまいました。このロボットまだ本棚から本を取り出すことはできないとのことでした。

　一方この分野での情報通信研究機構の取り組みは「先進的音声翻訳研究開発推進センター」というところが担当し、音声対話によりロボットを介助犬並みに利用できることを目指してロボットの頭脳が音声を認識出来るように研究を進めているのだそうです。　　　（クマさん）

情報通信研究機構の本部　　1号館

床の置かれたものを拾い上げて加護に移す作業をしています。　

話しかけると返事をするロボット　癒しを意図したロボットの開発も急ピッチで進んでいます。
東京都立産業技術研究センターの多言語対応案内ロボット　チリン　

情報通信研究機構の言語処理技術に関するポスター

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クマさん: 水と緑のまち小金井、自然にあふれた小金井ですが見慣れてしまってついつい見逃しがちな小金井の良さを積極的にレポートします。
　市内の各種イベントだけでなく、古き武蔵野の開発の史跡、野川の四季の変化、湧水や地下水などの変動の様子、また街なかを歩きながら気づく小さな自然の変化などをお知らせできたらなと思っています。

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