Vol.2908 ＴＳＵＴＡＹＡ武蔵小金井店が7月に閉店の発表が。

最近は新聞販売店の統合などオールドメディアと言われる新聞・雑誌、テレビの衰退と同じく・ＤＶＤ、ブルーレイディスクの販売やレンタルもＹｏｕＴｕｂｅなどの動画配信サービスに移ってきています。寂しさもありますが、やはり時代の転換点を感じます。

平成12年から23年。入り口にはＶＩＤＥＯ　ＣＤの看板があり、映像・音楽の媒体の移り変わりを見る事ができます。

入り口には閉店を知らせる案内が出ています.今後は府中駅前店での対応となります。レンタル利用は6月22日までとなっています。

道路沿いには返却ポストもあります。レンタルビデオなどでは24時間営業以外では「返却ポスト」が当たり前のようにありました。

レンタルビデオ店数は92年以降減少が続き2000年以降大幅に減少しています。グラフで92年以降転居先不明の店舗数を引いた数字と2つに分かれます。一般社団法人日本映像ソフト協会資料より。1999年（平成11年）2月には携帯電話のｉモードサービスが始まり、情報伝達手段が変わりだしています。

書店の店舗数も2003年20,880店から2022年11,495店と55％までに隣減少が続いています。出版科学研究所資料による。また駅の売店やコンビニでも紙の新聞や雑誌販売がほとんど見なくなり、電車の中でも新聞やコミックをスマホで見る時代に変わってきています。グラフは2003年から2022年の推移です。

逆にＹｏｕＴｕｂｅの動画再生回数は順調に増えています。TVerやネットフリックスなどをくわえるとさらに激変の世界です。21年のNHK放送文化研究所調査でも20代以下ではTVよりネットを利用する時間が多くなっています。コアなスポーツファンもネットに移っている状況です。グラフはＰＣだけですが、総務省平成27年度データ　YouTubeの日本のPCからの利用者数推移より。