Vol.2734 貫井北町の資源物処理施設工事の説明会が開かれました。

現在解体作業が進んでいる中間処理施設の本体工事事前説明会が上野原会館で開催されました。工事の環境対策として出入工事車両のアイドリングストップを行い、排ガスも押さえるとの事です。横のJR中央線の電車音や警笛にかき消されてしまうかもしれない程度と感じました。

解体は最後に事務所部分で終わりです。すでに工事事務所が入る仮設事務所が出来ています。工事による振動・騒音は解体工事が一番発生しやすいので解体工事終了後は今以上の振動・騒音は無くなるとの事です。

工事完成予定は令和7年（2025）3月21日ですが、現在進んでいる解体工事は4月中に終了します。5月からは基礎工事が始まり、10月から平行して設備工事が始まります。再来年2月からはゴミ搬入の試運転の予定です。黄色の部分が各工程工事期間です。

新しい中間処理施設はこのような位置関係になります。左上の交差点横は野川クリーンセンターに用意された場所と共に、災害時のがれき一時集積場所になります。粉塵対策として適時散水やトラック通路には鉄板を敷き等のほこり対策を行うとも事です。工事現場の鉄板がほこり対策で有ることを初めて知りました。昔から小金井の農家では、武蔵野名物「砂埃」よけとして家の周りに木を植えていたことを思い出しました。

工事車両は東と西2カ所で、入退場はガードマンの誘導で安全確認が行われます。また一日の工事用車両は最大で70台との事です。交通量も多く、歩道の人も多くガードマンが誘導されるので、通学のちびっ子も安心です。

写真の撮すタイミングが失敗しましたが、電光掲示の週間作業予定と騒音、振動計が表示されています。

完成予定図で建物南側はカーテンウォール（ガラス張り：矢印部分）としてデザインも地域のイメージアップを考慮しています。完成すると道路を挟んで別世界のようになるかもしれません。いままでは「駅から歩いてくると、農協と畑が有って、その隣が公民館」😀と言う景色が変わって、散歩などの面白いアクセントになる事も期待できます。もしかするとＪＡ東京むさしさんと北センターと言う独特な建物とセットで、小金井の名所になるかもしれません。青空をバックに、カーテンウォールに写るＪＡさんや北センターはインスタ映えしそうです。