Vol.1370『できました！手作りのしめ飾り』環境楽習館でエコクラフト

小金井市環境楽習館で、12月の水曜日（4日、11日、18日、25日）に「稲ワラで作るしめ飾り」のクラフトワークが実施されました。私は25日の午前の部に参加し、取材させていただきました。5月の「卓上ほうき」作りに続き、作りながらの体験レポート第２弾です。

今までに、クリスマスリースは何回も作った事がありましたが、しめ飾り作りは今回が初めて。

どうやって作るのかしらと、ワクワクしながら参加しました。素材は、稲作体験が行われている学芸大学内の田んぼで収穫した後の稲ワラが有効活用されています。無農薬で安全なワラです。素材がワラのエコクラフトには、全部それが使われているそうです。

10時になると、講師の方の手元がよく見えるよう５人ずつの小グループに分かれ、クラフトワークが始まりました。１人分の稲ワラは、輪ゴムで３つに小分けされたものが１束にまとめられていました。

稲束を麻ひもできつく結びます。束のものをゆるませずに縛る事ができる「巻き結び」を教わりました。

こんな感じになればOK.

束の端を押さえて、小分けされた１つを時計方向にねじります。ワラ仕事は手だけでなく足も大活躍。何度も足の出番がありました。

この水玉靴下は私の足。１本目が解けないように押さえつけている所。

２本目もねじりながら１本目と合わせてねじって行きます。

最後に３本目。先にねじっておいた２本のワラに沿わせるように、ねじりながら巻きつけていきます。しめ縄作りはひたすらねじります。巻き終えたらゆるまないようにビニタイで仮留めをします。

ビニールシートに置いて軽く転がしながら歪みを直し、形を整えます。

いい感じに整ったら、丸く輪にして麻ひもでしっかり縛り、土台ができ上がりました。

次は飾りつけです。たくさんの熨斗袋が用意されていました。水引も台紙もこれだけ色や種類があると迷いますね。みなさん楽しそうに迷っていました。

できあがったしめ飾り。それぞれ自分だけの素敵なオリジナル作品です。

これは私の当初の作品。初めてのしめ飾りの完成。嬉しかったです！それに、丁寧に教えていただいたおかげで、思っていたほどは難しくありませんでした。

こちらは家でアレンジしたしめ飾り。せっかく手作りをしたので、もう少し手を加えてみたくなったのです。グリーンは庭に生えていた草木を少しだけ切ったもの。松ぼっくりは小金井公園の松の木の下で拾ったもの。家にあった赤い南天やアンバーバーム（茶色の実）も一緒に飾ってみました。自然素材で作ったしめ飾りです。工夫しながら作れたのはとても楽しい経験でした！

環境楽習館は「NPOこがねい環境ネットワーク」のみなさんが運営・管理しています。エコクラフトでは身近にある、土に還る環境にやさしい素材を使ったクラフトワークを実施しています。ほぼ毎月、水曜日にクラフトワークが行われています。詳しくはこちらをご覧ください。http://koganei-kankyo.net/ecohouse/