Vol.1243　青少年のための科学の祭典東京大会in小金井　その３　

N棟２階の「５分でGET　化石のレプリカを作ろう」でも長い行列が出来ていて、覗いてみました。恐竜ブームなど化石への関心が高まっていることもあり、室内は大勢の親子でいっぱいでした。　いろいろな古生物の化石の型が用意されていて、参加者はその型に石膏を流し込み固まったら取り出して、サンプルをお手本に色付けをします。化石になった古生物がどんな色をしていたかは不明なので想像で色づけしますが、何となく本物らしく見えます。型はアンモナイトが多かったですが、三葉虫やオパビニア、アノマロカリスなどバージェス頁岩中の珍しい古生物の型も用意されていました。

　各種パーツを用意して子供たちにいろいろなものを自由に作ってもらうというコーナーもたくさんありました。プラスチックあるいは木片などを使って車や建物、あるいは球形の枠のようなものを夢中になって造っていました。

　小金井市の社会教育委員会のメンバーも毎年参加していて、折り紙の一種と考えていいのでしょうかフレキサゴンや万華鏡を作るというコーナーを用意しています。今年は台紙に塗り絵をして制作するなど工夫がされています。子どもたちが大勢取り組んでいました。

　銀紙とストローなどからテレビの電波を受ける焼きアンテナを作るコーナーもありました。また高価な顕微鏡をづらりと並べて植物の細かい組織を見せるなど子供にとってはめったにできない貴重な経験が出来たことと思います。　　　（クマさん）　　

化石のコーナー　順番待ちの人出いっぱいです。

用意されている型に石膏を流し込みます。

お母さんたちも身を乗り出して子供の作業を見ています。

型から抜いた石膏の化石に絵付けをします。カンブリア紀の珍しい化石もたくさん用意されています。

手前には鉱物の標本が並べられています。

各種パーツを組み合わせておもちゃを組み立てています。

こちらの一定の長さの棒とコネクターのみでいろいろなものを作っています。

小金井市の社会教育委員の皆さんによるフレキさゴンのコーナー

アルミホイールとストローで作った八木アンテナで衛星からの電波を受けて画像を映し出しています。

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クマさん: 水と緑のまち小金井、自然にあふれた小金井ですが見慣れてしまってついつい見逃しがちな小金井の良さを積極的にレポートします。
　市内の各種イベントだけでなく、古き武蔵野の開発の史跡、野川の四季の変化、湧水や地下水などの変動の様子、また街なかを歩きながら気づく小さな自然の変化などをお知らせできたらなと思っています。

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