Vol.1242　青少年のための科学の祭典東京大会in小金井　その２　

　開会式終了後展示会場に入りました。昨年はS棟１階から見始めて同じ棟の４階で終わってしまったので、今回はN棟１階から始めました。午前中で２階までしか見ることができませんでした。

　最初に興味を引いたのが「高速液体クロマトグラフィー装置　e-PHLC　ことり」という装置、ペットボトルの飲み物に含まれるビタミンCやカフェウィンなど食品の物質を検出する装置ですが、子供たちに注射器でペットボトルから飲み物のサンプルを検体として吸い出させ、それをこの装置に注入、成分の種類と量を経過時間差で描出するという装置ですが、理屈は私も十分には理解できませんでしたが、パソコンのディスプレイを見つめる子どもたちにもちょっと難しかったことでしょう、でも飲み物の成分がこの装置で知ることが出来るということを分かってもらえたかなという感じでした。

　次に「深海の水圧を体験しよう！」というコーナー。発泡スチロールのボールや容器に絵などを描いたものを水の入った装置に入れて水圧をかけます。手押しポンプで水圧を高めていくと次第にボールが圧縮されて小さくなっていきます。水深500mの深さでは50気圧の圧力になりますが、その圧力を作り出して発泡スチロールのボールなどが圧縮されることを目で見て貰うという実験です。終了後邪宗くされたボールをお土産にもらいます。ポンプで圧力を高めるたびにボールか小さく収縮する様子を親御さんも含めてジーと見ていました。終了後自分が絵を描いたボールなどをお土産として持ち帰っていました。

　「３Dプリンターでキーホルダーを作ろう」というコーナーも大人気で、大勢の人が順番待ちでした。予めセットされたいくつかの形のどれかをパソコン上で選んでそれを外国製の高価そうな３Dプリンターで作らせるという作業です。3台ほどのプリンターが稼働していましたが、大勢の人に対応するために奥の方ではスタッフの方が更にもう1台プリンターを組み立てていました。　　　　（クマさん）

行列ができていたので何気なく覗いてみました。

パソコン横の装置に検体の溶液を入れるとその成分がディスプレイに表示されます。

このような画面を小学生はどれほど理解できたかなとの疑問は残りました。

深海の水圧を体験するコーナー

八方すつろーるのボールなどに絵や文字を描き、装置に入れます。

手動のポンプで水圧を高めていきます。

水深500m、水圧は50気圧　　ボールなどが圧縮されて縮まっています。

３Dプリンターでキーホールダーを作るコーナー　　大勢の人が順番を待っています。

３Dプリンター

大勢の人に対応するために奥の方でスタッフの方がもう1台プリンターを組み立てていました。

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クマさん: 水と緑のまち小金井、自然にあふれた小金井ですが見慣れてしまってついつい見逃しがちな小金井の良さを積極的にレポートします。
　市内の各種イベントだけでなく、古き武蔵野の開発の史跡、野川の四季の変化、湧水や地下水などの変動の様子、また街なかを歩きながら気づく小さな自然の変化などをお知らせできたらなと思っています。

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