Vol. 3152 認知症や介護を紹介する令和5年度お元気サミット・介護みらいフェスが開かれました。

認知症や介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で自分らしく暮らせるまちや仕組みを構築するための取り組みを紹介する催しが行われました。そのほかにもボッチャ体験会なども行われました。

お元気サミットは2日間、宮地楽器ホールで開かれました。

初日シンポジウムとして小金井市の認知症施策と内容を地域包括支援センター、認知症地域支援推進員の方から紹介されました。また認知症サポーター講座も定期的に開かれています。小金井市でも国の取り組みであるチームオレンジを令和7年度には立ち上げる予定です。チームオレンジとは本人・家族のニーズと認知症サポーターを中心とした支援を繋ぐ仕組みです。

小金井の各地で開かれる認知症カフェも紹介されました。各カフェごとに色々な取り組みが行われています。長距離の移動は辛いお年寄りの方もいらっしゃいますので、地域包括支援センターでは認知症の相談だけでなく、近くのカフェを見つける相談にものって戴けると思います。

グループホームや介護施設、高齢者在宅サービスセンターなどの活動内容が紹介されました。写真は「地域の寄り合い所また明日」の取り組み紹介です。また明日は保育園も併設し、デイホームに来たお年寄りと子供達がふれあう事が出来てマスコミにも紹介されています。

グループホームの紹介です。ほかにも傾聴ボランティアなどもあり、ニーズに合わせてサービスを選ぶことが出来ます。とにかく悩んだ時はまず市役所や地域包括センターに相談する事が大事です。

パネルディスカッションではNPO法人UPTREE、ケヤキ通り商店街、中央商店街、京王通り商店街、菊屋大久保文房具店、観光まちおこし協会の方が「地元に根ざした商業者が出来ること」をテーマにした活動内容の説明が有りました。ケヤキ通り商店街ではとり組みが始まった最初は、地域の方へのアンケートをとったところ、お子さんや高齢者の方への見守りなど、福祉関係の期待が大きかった事が切掛との事です。皆さん地域の輪を広げることと情報発信の大事さを話されました。