Vol.2694 小金井公園でひっそりと建つモニュメント

小金井公園には控えめに建っているモニュメントが有ります。これは昭和61年（1986）都立公園の開園面積が1，000㎡になったことを記念して建てられました。この時には第1回東京都緑の公園フェスティバルも小金井公園で開かれました。

現在都立公園の面積で見ると小金井公園は第三位です。小金井公園は802,341㎡ですが、一位の公園は武蔵村山、瑞穂町の野山北・六道山公園2,028,839㎡、第二位は葛飾区の水元公園963,013㎡です。野山北・六道山公園は横田基地と狭山湖の中間で武蔵村山市役所に近いですが、立川からバスでゆく事になります。比べると小金井公園は交通の便が良いところにあります。

モニュメントには昭和61年11月当時の各都立公園面積と形が記されています。設置場所は公園通路に面していません。当時第1回東京都緑の公園フェスティバルが11月に開かれているので、ここがその会場で除幕式が行われた場所かもしれません。

モニュメントにはこの様に各公園が描かれています。こちらは昭和39年開園の武蔵野公園です。残念ながら小金井・府中ではなく、「府中・小金井」と書かれています。理由は公園事務所が府中市多磨町2丁目だかららしいです。小金井公園もイメージは桜町ですが、管理センターが関野町1丁目なので公園住所は関野町です。

モニュメントの場所は「ふわふわドーム」の北側、「つつじ山」の西側の場所です。是非探してみてください。本当に自己主張することなく控えめに建っています。知っている公園を探すのも面白いかもしれません。小金井公園マップより一部転載。

小金井公園には別にもう一つ控えめに建つ碑があります。この碑も昔は違う場所にありました。「小金井緑地」とだけ書かれています。場所は売店「そば茶屋さくら」まえのたてもの園に向かう通路梅園側にあります。

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以前この「小金井緑地」は改修前の公園正門西側にありました。公式には小金井大緑地と呼ばれていた時代が有ります。ただし昭和30年～40年頃当時地元お年寄りの方は、小金井公園ではなく「緑地」と呼んでいました。開園当時（昭和29年）小金井公園の他に「緑地」も使われていたかもしれません。勝手に正門に「小金井緑地」と表示するはずがありません。

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