Vol.1240 nonowa東小金井（JR東小金井駅）の駅員ダンスの方にお話を伺いました。

先日、東小金井駅開業55周年イベントでとても楽しい企画でキレのあるダンスを披露して下さった松原さんにお話を伺ってきました。

―（うりぼー、以下U）まずは、先日のイベント、とても楽しかったです。

―（松原さん、以下M）ありがとうございます。

―（U）何か反響はありましたか？

―（M）イベントの後、改札に立っていると、ダンスをしている画像を指差して、「踊っているこの方ですか？」と聞かれたことがありました。「そうです。」とお答えしました。また、ダンス当日には男性の方もこの為に電車で遠方から来ました、と言ってくれた方もおられました。

―（U）ダンスを始められたのはおいくつからだったのですか？

―（M）24歳から始めました。ダンス教室にレッスンに行き、24歳でディズニーのアクターになり、仕事をしながらダンスをして、29歳でディズニーのダンサーになりました。

―（U）駅員さんになられた時は、ダンスをやると思っていましたか？

―（M）趣味でもいいので踊りたいとは思っていました。東小金井のイベント担当の方が異動して、私が担当になり、趣味を活かそうと始めました。

―（U）駅員ダンスをされていた他のメンバーの方には、歌舞伎役者を経験されていた方もいらして、それはたまたまですか？

―（M）たまたまなんです。

―（U）さすが、人材が豊富ですね。

―（U）披露して頂いたダンスはどれくらいの期間練習されましたか？

―（M）ダンススタジオで動画を撮って、2人にも見せて、練習は1ヶ月くらい、各自で覚えました。スタジオでは合わせて2回練習しました。

―（U）振付も大変でしたか？

―（M）使用させていただいているのはBOYS　AND　MEN、通称ボイメンというアイドルグループの「進化理論」という曲で、ミュージックビデオでもメンバーが踊っているダンスがあるので、それをコピーして、振付のない部分にアレンジをして加えました。

―（U）振付を考えるのにどれくらいかかりましたか？

―（M）1ヶ月くらいです。ダンスは趣味ですが、振付は思いつく時と、思いつかない時があります。

―（U）アニメ・シンカリオンの曲という事で、振付も駅のイメージにピッタリでした。

―（M）シンカリオンはJRはやぶさ、こまち、かがやきが出てきたり、大宮の鉄道博物館が舞台だったり、駅と馴染みが深いんです。

　もともと春に駅のフェスがあり、その時初めて踊りました。近隣の地域に縁のあるディズニー時代の先輩に協力頂き、駅員1名と元ディズニーダンサー2名で踊らせて頂きました。夏の駅のフェスでは、春フェスと同じ振付を駅員3名で踊り、9月15日開催の東小金井駅55周年祭でも、振付を増やして駅員3名で踊らせていただきました。

―（U）ダンスの楽しいところは？

―（M）踊って表現できるところです。

―（U）先日のコラボ企画の「黄金の日々」でも松原さん等大人の方も子供達と楽しそうに踊っていらっしゃる姿を見て、こちらも楽しい気分にさせてもらえました。腕も大きく振られて、指の先まで細かく動いていて、ダイナミックな動きに見えました。

―（M）ディズニーでやっている時から、楽しんで表現するようにしています。鏡を見て練習して、録画して確認して、角度も変えてチェックして、トレーニングしていました。見ているお客さんも笑顔になってくれるのが楽しいです。ディズニーの頃からお客さんとアイコンタクトするようにしています。

―（U）それは、ディズニーシーでダンスしている時と、駅でダンスしている時と同じですか？

―（M）両方、見ている方に楽しんでもらう、という点で同じです。

―（U）イベント担当になられて、心掛けていることはありますか？

―（M）地域活性化に貢献できたら、と思います。東小金井を盛り上げていきたい。小金井市に人が来てもらいたい、と思っています。また、イベントを担当する自分が楽しんでやることを心掛けていきたいと思います。

―（U）来年も駅のイベントなどでダンスは見れますか？

―（M）次はまだ未定です。

―（U）そうですか。楽しみにしています。