Vol. 847 2018年　☀夏休み🍉木工チャレンジ🔨集まれ小さな芸術家たち🎨

今回は何年か前から、小金井のまちで夏になると見かけるようになった【木工チャレンジ】ってどーいう感じ？というあたりをまとめてみました。

【木工チャレンジ】は2015年から木工チャレンジ実行委員会を中心にはじまった、小学校6年生以下の子供たちに、夏に小金井市内のいろいろな業態の取り扱い店で扱われる、木工キッドを購入しエントリーしてもらい、それを基に、自由につくり、展覧会で展示するという、子供達に自由な木工を楽しんでもらう
イベントだそうです。

木工チャレンジをはじめた経緯を実行委員長高木さんにお聞きしました。

(実行委員長高木談)
会員制農場ポモナの横山さん、NPO法人地域の寄り合い所また明日の森田さんと、当時タカキホーム(主に住宅を新築またはリフォーム)にいた私、それぞれの立場で地域に関わっている中で「何か一緒にやろうよ」ということになりました。
木、子ども、ものづくり、つながり、地域、親子、など、想いを出し合う中で、具体的な企画と理念(開催の目的)を並行してまとめていきました。と言っても私は突散らかすばかりで、横山さんと森田さんがうまくまとめてくれました。
開催の目的としては子どもたち、そして地域に暮らす人たちとともに、モノ創りの大切さ、楽しさを感じる　木に触れ、木と親しむ　地域でのつながりを広げる　そして協力先が地域で必要とされ続ける。

○実行委員会についつて
何もないところから創り上げなければならないこともあり、上記3者(社)に加え、さらにスタジオタカノの高野さん、小金井祭典の是枝さん他にも加わってもらいました。
異業種が多く集まることでできることが増えました。
例えば第1回目の2015では、木の材料は材木業をやっている私が準備し、子どもたちがその材料でどんな行動を取るかは保育施設のまた明日で検証し、表彰式イベントの会場にはポモナの農場敷地を利用し、出店等の設営には小金井祭典のテントを利用し、表彰状用や記録用の写真はスタジオタカノのカメラマンにお願いするなどです。J-COMさんにもいろいろとご協力いただきました。

○こだわりは子どもたちの発想を制限、制約するようなルールを極力つくらないテーマを設定しない。禁止事項を設けない。人と人が会う機会を増やす。

○キット購入場所に行くことで、会社やお店に足を運んでもらう。一度でも行ったことがある場所には行きやすくなることにつながる

○「材料をもらいに行こう！」は、その会社等にとって廃材を提供することで業種、お店、人等を知ってもらえるいい機会になる

お話を聞いてみますと、木工チャレンジは小金井のまちでいろいろな仕事をされている人たちの発想から生まれた、木工というイベントでつながれる実に考えられたな仕組みなっているなと聞いていて感動しました。
みなさん、小金井のまちのためにがんばってらっしゃいますね。共存共栄こそがまちには大切だと思いました😊