事務局2024.10.20

令和７年こども農園参加者募集！

次期（令和７年３月〜令和８年２月）のこども農園の参加登録者応募を受け付けいたします。

募集期間２０２４年１２月１日〜１２月１７日

＊１２月１日発行の「市報こがねい」のこども農園のご案内で、参加料について13,000円（年額）と記載がありましたが、正しくは13,000円（月額）です。ご注意と下記詳細のご確認をお願い致します。

お申し込みは終了しました

【当選結果について】令和７年１月１０日頃までに、当選者（補欠当選者含む）の方のみ郵送にてご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

こども農園募集内容

募集概要

【対象】東京都在住の小学生
【定員】各クラス１０名
【日時】
水曜日クラス（登録制）：毎週水曜日15:00〜17:30
金曜日クラス（登録制）：毎週金曜日15:00〜17:30
＊年に５回程度、農園外の田んぼや近隣農家等での日曜活動日を予定しています。
【料金】月謝制：税込13,000円／月（４回参加）、別途年会費3,000円、保険料1,000円／年
【契約期間】令和７年３月〜令和８年２月（年間登録）
【募集人数】２０名（応募者多数の場合は抽選）
【当選結果】令和７年１月１０日頃までに、当選者の方のみ郵送にてご案内いたします。
【問合せ先】一般社団法人小金井市観光まちおこし協会
住所：小金井市本町２−８−６（わくわく都民農園内）☎︎042-208-3413　mail: info@koganei-kanko.jp

こども農園スポット体験参加

【体験参加の受付は終了しました】

１１月８日、１５日、２２日、２９日、１２月６日、１３日　いずれも金曜日の６回

１５〜１７時半のこども農園の活動にスポットで体験参加いただけます。

お一人につき１回限りとなりますので、いずれかにご参加ください。

お申し込みは先着順となりますので、第二希望までご回答をお願いします。

次年度のご参加をご検討いただいている方や活動に関心のある方はぜひこの機会にご参加ください。

詳しくは下記フォームをご覧ください。

体験参加の詳細・お申し込み（満員御礼・受付終了しました）

こども農園とは？

こども農園は、こどもたちとつくる「農園」です。
農園（畑）を、こどもたちの居場所、体験の場として大切にしています。

こども農園では、１年間を通した農の活動を通して、野菜が種から育ち花を咲かせ実をつけ、最後は虫や微生物の力で再び土にかえっていくまでの「命の循環」を実感できることを大切に、年間のテーマ活動に取り組みます。
一人一作担当野菜を育て、収穫した野菜を調理しておやつにいただいたり、こどもたちのアイディアや興味を生かしながら、保存食づくりや野菜販売等にもチャレンジします。

また、こどもたち自身も大切な「命の循環」の一員ですから、畑に育つ野菜や生き物たち同様、土の上で生き生きのびのびと過ごすことが大切です。まずは日常とは違う「畑に流れる時間」をのんびり過ごすこと。その中で思い思いにこころみ・ひらめき・あそぶことを通して、まなび（次のこころみ・ひらめき・あそびのための安心）を育むことも大切にしていきます。

これまでの活動の様子を「こども農園の記録」としてレポートしていますので、あわせてご覧ください。

→こども農園の記録

年間の活動テーマ（予定）

３月　畑びらき／土ってなんだ？／菌ちゃん（微生物）について知ろう／春の社日
４月　「しばかり」へ行こう／担当夏野菜を決めよう／土の健康観察
５月　種まき・苗植え／野草でお茶をつくろう／農家さんと野菜観察／田んぼの代かき
６月　田植え／梅シロップをつくろう／夏野菜でおやつをつくろう
７月　夏野菜の販売に挑戦／かき氷
（８月　熱中症対策のため１ヶ月お休み　＊週１回程度の収穫日を設けます）
９月　担当秋冬野菜を決めよう／秋の社日／種まき・苗植え
１０月　稲刈り・稲架がけ／脱穀・籾摺り／ランタンづくり
１１月　精米／秋野菜と新米でおやつをつくろう／芋掘り／焼き芋／クリスマスリースづくり
１２月　冬野菜でおやつをつくろう／稲わらでしめ飾りづくり
１月　冬野菜でおやつをつくろう（お雑煮）／干し野菜
２月　ふりかえり／お礼肥え

＊活動予定は参加するこどもたちの興味・関心や、その年の畑の様子に応じて変わることがあります。
＊年５回の日曜活動日に、わくわく農園外の田んぼ等での活動を予定しており、該当月は実施回数が多くなります。日曜活動日分の参加料については、お休みとなる８月の月謝をあてさせていただきます。日曜活動日については、ご登録後にお知らせします。

「畑の時間」を一緒に過ごそう！

　毎回のテーマ活動以外の時間は、畑に流れるゆったりした時間の中で「のんびり」過ごせることを大切にしています。学校が終わった後で疲れている子もいますので、自分のペースでやりたいことを見つけたり、仲間と一緒に何かに「こころみ」たりして過ごす中で、「あ！いいこと考えた！」というつぶやきが生まれる場所を目指しています。そんな「ひらめき」をもとに「あそび」は始まります。
　私たちはそんな「あそび」を見守りながら、こどもたちが体験を重ね、再び安心して「のんびり・こころみ・ひらめき」そして「あそび」を見つけていける、そんな「わくわく」が巡る時間を大切にしています。

　それは、畑に生きる野菜が良い土壌の上で、のびのびと根を張り芽を吹き、巡る季節の中でゆっくり花を咲かせて実を結ぶこと。そして次の種をつくると同時に、微生物（こども農園では「菌ちゃん」と呼んでいます）の力で発酵されて新しい土壌や栄養になる。そんな「命の循環」の姿と重なります。

　野菜は、種から実を結ぶまで半年かかるものも少なくありません。そのように畑に流れる時間は息の長い時間です。こどもたちの「あそび」や「まなび」も、そのような息の長い時間の中で、見守られることが大切だと考えます。

こども農園ってどんな場所？

　こどもたちにとって安心できる場所は、野菜などの植物や虫たち小さな生き物にとっても居心地の良い場所だと考えています。
　逆にいえば、野菜が育つ場所は、こどもたち（人間）にとっても居心地の良い場所であるはずです。

　そんな考えから、こども農園では、野菜と雑草（野草）を分け隔てなく大切にしています。また、悪者扱いされがちな虫も大切にしています。私たち人間と同じくらいかそれ以上に、虫たちは野菜のことが大好きです。だから虫を無闇に排除せず、こどもたちと一緒に、共生のあり方を話し合います。

　畑を観察していればわかりますが、虫たちがすべてを食べつくすことはほとんどありません。虫たちの食べ残しをありがたくいただけたら、むしろそれが私たちの取り分です。それどころか、虫は風通しの悪い葉っぱに穴を開けて畑の風通しを良くしてくれたり、受粉を手伝ってくれたり、土を耕し新たな栄養をつくったりしてくれている、私たちの味方です。

　また、できるだけ畝（うね・野菜のベッド）と畝の間を広く取り、通路や余白を多くしています。畑の土を踏み鳴らすと野菜が元気に育つといわれています。どうやら、菌の働きと関係があるらしいです。畑には目に見えない微生物（菌ちゃん）がたくさん住んでいます。そんな菌ちゃんにご飯（枯れ草や生ゴミなど）をあげることが、こども農園での最も大切な仕事でもあります。

　ハーブ畑や、大穴（ため池）、小山、用水路、小屋などがこども農園にはありますが、どれも、これまでの参加者のこどもたちの「ひらめき」や「あそび」の中から生まれたものです。参加者のアイディアやこころみ次第で、これからのこども農園の場所は変化を続けていきます。植物や虫や菌ちゃん、そしてここで過ごすこどもたちと一緒につくっていく場所がこども農園です。

こども農園Q&A

その他、こども農園での過ごし方など詳しくは、下記Q&Aページをご覧ください。

→こども農園Q&A