シニア農園2022.11.12

シニア農園講師／農家さんの畑ご紹介～小金井市東町・萩原英幸さん～

今回は、シニア農園で講師をしてくださっている農家さんの畑をご紹介いたします！

小金井市東町　萩原英幸さん

10月20日の朝、お話を聞かせて頂きました。

畑のはじまりは明治時代、約100年前となります。お父様の曾祖父の代からに。

萩原さん自身は14年前ごろからたずさわるようになったそうです。

畑の面積は約4000㎡！その他に貸借をしている畑も2つあります。

育てている作物の中でも、夏はトマト・ミニトマト・ナス、冬は大根・カリフラワーに力を入れています。

こちらは、小金井市東町の畑です。

一面に広がる美味しそうな白菜・オレンジカリフラワー・ねぎ！

力を入れて育てられている大根は3種類もありました。

青首大根・おふくろ大根・伝統野菜の大蔵大根です！

こちらは里芋とプチヴェールです。

ビニールハウスの中には、小松菜や春菊、ほうれん草等は葉物です。

ナス畑の奥では、お父様が新たな作物準備のために畑を耕されていました。

次の作物も楽しみになりますね。

この日はネギの出荷準備がありました。

袋詰めのためにカットをすると、トロッとした水分が！

新鮮なうちに手に取ることのできる小金井産のお野菜。嬉しいですね。

畑の中心には柿の木があり、木蔭の休憩場・作業場としても活躍しているそうです。

甘～くてとっても美味しい柿でしたよ！

貸借の畑も1つ見学させて頂きました。

「デジマ」という種類のじゃがいもと、おふくろ大根が一面に広がっています。

（こちらのじゃがいもは12月に収穫体験を予定しておりますので、またご紹介も致します！）

萩原さんに今後の目標、向かっていきたい方向を伺うと

「給食の自給率を上げたい（市内の30％シェアをしたい！）、食育に取り組みたい」とお話ししてくださいました。そのためにも、貸借や空き農地活用をしていきたいと。

又、ボランティアや援農を広げる試みは、畑を手放す方の減少、生産緑地を守る動きにも繋がるとお話ししてくださいました。貸借については、畑を借りる側と貸す側、それぞれのメリットを整理し、周知させるには課題もありますが、モデルとして動く必要があると考えられています。

最後に、わくわく農園での感想を伺うと

「土づくりの苦労から、春から冬にかけての作物の移り変わり等、一緒になってできているのが嬉しい」と。そして、「皆さんが楽しんでくださっているのが何よりですし、楽しんで地産地消を体験してもらいたい！」と話してくださいました。

萩原さんのお野菜は、学校給食への提供、又JA東京むさし小金井ファーマーズマーケットやいなげやで購入することができます。

またわくわく都民農園小金井販売棟Plumでも販売スタートしておりますので是非チェックしてみてください。

シニア農園講師さんの畑ご紹介は続きます。お楽しみに🌟