Vol.3694 市制15周年で色々なことが始まりました。（3）盆踊りご当地ソングの浴衣も出来ました。

市制施行15周年の一環で盆踊りのご当地ソングも作られました。当時なのでEP盤レコードです。A面が小金井太鼓。B面が小金井小唄小金井の人でした。当時は盆踊りが盛んで今の阿波踊りの連のように各地区や団体毎にチームが有り、チームによってはおそろいの浴衣も作られました。勿論小金井太鼓、小金井の人の浴衣も作られるほど盛んでした。

前にも一度載せましたが、レコードジャケットには市制施行十五周年と書かれています。監修は小金井観光まちおこし協会の前身小金井観光協会です。

こちらが当時の盆踊り用ユニフォーム。小金井太鼓バージョンです。当時どれほど力が入っていたかが判ります。

踊りで目立つ腕の部分には小金井の人の文字。

反対側には勿論小金井太鼓。

ジャケットの内側には振り付けの説明もあります。

昭和40年の盆踊りの様子です。真ん中の櫓には太鼓があります。

大人から子どもまで何重にもなって踊っています。このような中でチーム小金井太鼓の浴衣集団が、小金井太鼓に合わせて踊れば相当目立ちます。

小金井太鼓は販売価格￥1,000円でした。市制施行15周年（1973年)当時のヒット曲はポールマッカートニーの死ぬのは奴らだが発売されました。また前年発売のカーペンターズトップ・オブ・ザ・ワールドもビルボードで1位になった年です。ただしどちらも価格は￥500円でした。ちなみに宇宙戦艦ヤマトの発進の曲は、「ポールマッカートニーの死ぬのは奴らだの007の映画音楽の何かにヒントを得て作った」と作曲家の宮川泰氏が交響組曲宇宙戦艦ヤマトの解説4頁に書かれています。

<< 次の記事

前の記事 >>