Vol.3637 味の素スタジアムで名勝小金井（サクラ）100周年記念「小金井の日」が開催されました

　毎年秋になると調布市西町にある味の素スタジアムでJリーグFC東京主催試合に小金井市民を招待して「小金井の日」が開催されます。今年もスタジアムで10月5日が名勝小金井(サクラ)100周年記念「小金井の日」としてFC東京対サガン鳥栖の試合が行われました。このイベントはプロの選手たちの迫力あるプレーと味の素スタジアムの雰囲気を体感してもらうという趣向で、8月にインターネットの専用サイトから応募が行われ、500組1,000名が抽選で当選されました。降りしきる雨の中、スタジアムには多くの小金井市民の方が観戦されていました。
　試合前の午前11時からスタジアム内のアジパンダ広場に小金井ブースやお馴染みの和風ジェラートおかじやそらcafe〜クレープなどのキッチンカーが並びました。ネードスタンド」が出店していました。原材料費等を除いた売上金は、小児がん患者を多方面から支える団体に寄附されるそうです。ブースの前では子どもたちが大きなかけ声で小児がん患者を応援するレモネードの販売を訴えていました。小金井市ではクイズ「小金井にまつわるクイズに答えて限定グッズをもらおう！」を行い、ハンドタオルやクールタオルを配っていました。
　また、府中市にある東京都農業高等学校の生徒たちが桜の花と葉で作ったクッキーを販売していました。名勝小金井（さくら）名勝指定100周年の記念として作ったものだそうです。テントの中にも「名勝小金井桜と東京都農業高等学校の関わり」というパネルで令和3年（2021）から行われている同校の活動の様子がわかりやすくまとめられていました。小金井桜が府中の高校生たちの手によって育てられているなんてと感激しました。
　さて、午後3時から始まった試合はFC東京がホームでサガン鳥栖と1－1で引き分けという結果でしたが、選手たちの迫力あるプレーとスタジアムの雰囲気を十分に味わうことができました。（まろんレポーター東西南北）