2023.07.15

子育て・くらし

Vol.2968 目指せ甲子園！小金井工業高校野球部は強かった。

夏の甲子園へ向けて予選大会が始まりました。

そうそう、野球好きの私の兄が、それはそれは興奮して話していた事を思い出しました。

1978（s.53）年と1979（s.54）年の夏の事です。

都立小金井工業高校野球部は第60回・61回と予選の西東京大会で、なんと2年連続で準決勝まで勝ち進んだ事があります。

見てください！この錚々たる他校名。

設備環境面の差などから都立高校が私立高校に勝るのはとても難しいと言われる中、2年連続で甲子園までもう少しーっ！

60回予選大会は準優勝に都立東大和高校、62回はには都立国立高校が甲子園へ都立高校初出場を果たすなど「都立の星」が輝き、立て続けに快進撃を見せた頃です。

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当時の市報を調べてみました。

小金井のビッグニュースですが、、えぇ？53年はなぜだかスルー。

ですが54年の8月5日号には載っていました。

「最後までくいさがった小金井工業高校〜高校野球準決勝戦〜

7月28日八王子球場で行われた高校野球西東京大会準決勝の三塁側スタンドは、都立小金井工業高校を応援する方々で一杯になりました。小金井工業高校は最後までくいさがり、八・九回裏にはホームランを含め各一点を入れ、相手チームを脅かしましたが、おしくも敗れました。」

「８回裏、森谷捕手は三塁打を放ち追撃の口火を切る」

「スタンドで熱心に応援をする応援団員」

こうしてブログを綴っているだけで、興奮してひとり熱闘甲子園です。

（国土地理院1987〜1990）

線路沿いに校庭があった頃、車窓から熱心な球児たちの練習が見えたことも思い出しました。

因みに60回夏の甲子園優勝校はあのPL学園（大阪）が初優勝。61回は箕島高校（和歌山）が春夏連覇しています。

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都立小金井工業高校全日制課程は2010（h.22）年3月31日に閉校となりました。定時制課程のみとなり、今年4月1日に小金井工科高等学校と改名しています。

この偉業、学校HPにも載っていません。

小金井工業高校に、こんな熱い熱い夏があったことを思い出せて良かった〜私。

野球部OB会が存続されているようなので、当時のお話しをお聞きしてみたいものです。

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オマケ

市内の高校に野球部があるのはICU、電機大学、中大付属の私立高校のみ。先日の予選一回戦に3校とも敗退しました。多摩科学技術と小金井北高の都立校には野球部はありません。