Vol.2801　遅咲きの桜たち　in　武蔵野公園

　武蔵野公園には色々な桜が植えられていて、公園発行の「桜マップ」を片手に珍しい品種の桜を探しながら散策するのも楽しみです。先日そのような機会があって写真に撮った桜の一部をご紹介します。遅咲きの桜たちです。

イチヨウ（一葉）
　南小学校から東に延びる公園内の通路の先（くじら山の南方向）の両側に白い綺麗な桜が咲いています。イチヨウです。事務所に向かう円形の南側の通路に入った左側（12の標識地）にもイチヨウの高木があり、少しピンクがかった綺麗な花を咲かせています。

12の標識がある苗圃のイチヨウの高木

満開です

八重の真っ白い花びら

開花から暫くすると花の中心付近がピンクに色づきます

花弁も淡いピンク、綺麗ですね

オモイガワ（思川）
　北側の苗圃の真ん中を東西に貫く通りに面して（7の標識地）中木といった感じで、ピンクがかった小ぶりな花をいっぱいに付けた桜があります。オモイガワと名札が付いていました。オモイガワとは何か思わせ振りだな名前だなと思いつつ写真を撮りました。

満開状態のオモイガワ

花はちょっと小さめです

花弁の先端部はピンク

ウスズミ（薄墨）
　南側苗圃の円周の近く（20，21の標識地）に真っ白い花をいっぱいに付けた高木があります。ウスズミ桜です。散り際には中心部が少し紅色になるようですが、今は咲き始めたばかりという状態で中心部まで真っ白です。

青空に枝を伸ばしています

先端部分

開花したばかりで真っ白です

ギョイコウ（御衣黄）
　東八道路の北側歩道際にあリます。ちょっと気付きにくい場所です。高木なので、東八の歩行者や自転車に気を遣いながら見上げて写真を撮りました。花自体も葉っぱと見間違う色なので益々気付きにくいです。

花が咲いているなんで気付きません

これが花です

注意して見ないと見逃してしまいます。

クマさん: 水と緑のまち小金井、自然にあふれた小金井ですが見慣れてしまってついつい見逃しがちな小金井の良さを積極的にレポートします。
　市内の各種イベントだけでなく、古き武蔵野の開発の史跡、野川の四季の変化、湧水や地下水などの変動の様子、また街なかを歩きながら気づく小さな自然の変化などをお知らせできたらなと思っています。

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