Vol.1919 「かぶとパン・かぶとめし」が農家みちに新店舗をオープンしました

関野町の「仕立てとおはなし処Dozo」で、4月末の日曜日まで営業していた「かぶとパン・かぶとめし」は移転し、5月1日より新店舗をオープンしました。場所はDozoから400メートルほど東の農家みち脇道沿いです。5月中はプレオープンとして、土日にパンのみの販売ですが、6月2日より正式オープンとなり、お弁当も販売する予定になっています。（水、木、土、日　9：00～17：00 営業）

日頃からDozoでパンやお弁当を買い、たびたび参加したDozoのイベントの際に、数々のかぶとめしを食べてきた私は「何を食べても美味しかったなぁ」と思い出を辿りながら、さっそく新店舗に行ってきました。

五日市街道から八幡神社横の道を入り、まっすぐ進みます。

農家みちを渡り、あと少しだけ進みます。左側のブロック塀に新店舗の案内板がありました。

新しいお店は公園に向かって右側にあるレトロな感じの平屋です。

店主の佐藤かぶとさんが笑顔で迎えてくれました。

パンはすべてガラスのショーケースの中に入っていました。存在感のある美しいショーケースは近くのアンティーク「educo」さんから購入した物だそうで、お店の雰囲気とよく合っていました。

ショーケースの上の段はフォカッチャ。その日その日にかぶとさんが作りたい、食べたいなと感じた具材の”日替わりフォカッチャ”が並びます。別の日に買いに行くと違う味が楽しめますね。

中段は全粒粉パン、自家製カスタードのクリームパン、自家製小倉あんぱんなど。

下の段には生クリームたっぷりスコーンなど。

パンは小金井のフランス料理のお店で学んだ後、独学でレパートリーを増やしてきたのだそうです。

5月中はパンのみの販売ですが、6月からは Dozoで営業していた時のように、お弁当も始まります。料理は、銀座の和食店での修行経験を生かし、穏やかな味付けを目指しているとの事。地元の野菜を使って和食だけでなく、洋食も中華もなんでも作っていきたいそうです。

それにしても、かぶとさんのレパートリーの多さにはびっくりさせられます。3年ほど前に行われたイベント「秋のパンまつり」には、モロッコパン・ホブスとひよこ豆のスープやそら豆のスープが登場しました。かぶとさんがモロッコを旅した時、よく食べた料理だそうです。私にとって、初めてのモロッコ料理は忘れられない美味しさでした。また、いつか食べたいなーと密かに思っているのですが。

嬉しいことに、夏場はかき氷もメニューに加わる予定です。