2020.10.04

催し・イベント・行事・活動

Vol.1685 秋の風に誘われて「道草」してきました。第一回小金井道草市@やまばと公園

おだやかに晴れた秋の朝。

キンモクセイの芳香がただよい、お散歩ごころがくすぐられます。

そんな気持ちにぴったり寄り添ってくれるかのようなイベントが開催されました。

記念すべき第一回目の「小金井道草市」は、もともと9月12日（土）に開催されるはずだったのですがあいにくの雨天により延期に。晴天に恵まれた10月3日（土）、午前9時から小金井市東町2丁目のやまばと公園で開かれました。

小さなお子さんを連れたご家族の来訪が多かったようです。

子どもたちが公園で思い思いの遊びにふける中、大人たちは小金井市内で採れた新鮮なお野菜をはじめ、ジャム、ドリンク、チョコバナナや和菓子などのお買い物を楽しんでいました。

10時からはマスター木村と腹話術師いずみさん＆けんちゃんによるミニライブも！誰もが知っているあの曲、この曲を披露してくださり、会場に笑顔が広がりました。

参加されていたのは…

小金井ひがし地域包括支援センターの皆さん。中町、東町、本町一丁目にお住まいの高齢者の方の総合相談窓口サービスを提供されています。

介護保険の手続きやサービスの利用法といった具体的な情報提供から、地域のサロンや体操教室などの娯楽についての相談も受けつけているとのこと。いつでも気軽に相談できるそうです。

小金井ひがし地域包括支援センター（小金井市役所委託事業）

電話：042-386-6514

相談時間：9:00〜17:30 月曜日から土曜日

小金井市前原町5丁目にある丸田ストアーの2階にて、未就学児から中学生（と、大人たち！）のための工房を主宰しているそうです。

「小金井道草市」では「こどもの村のやおや」を出店。主にアトリエクラスに通っているお子さんたちが自分たちでポップを描き、接客をして、地元で採れた新鮮な野菜を販売していました。

ご覧ください、この個性あふれる値札の数々！

小さな店主さんたちがそれぞれ趣向を凝らして書いた文字と添えられたイラストに、グッと購買欲をそそられました。

こちらは新小金井駅前にお店を構える新小金井亀屋さん。2020年7月にテレビで放映された『出没！アド街ック天国』でも紹介され、話題になりましたね。

新小金井亀屋さんは子どもたちに大人気のバナナチョコを販売されていたのですが、残念ながら取材をしている間に完売に…。でも、和菓子屋さんらしく、すあまも販売されていましたよ。

そしてこちらはやおや・野菜の移動販売と副菜屋さんを営むParitaly（パリタリー）さん。

オリジナルのハーフ惣菜の販売をはじめ、小金井市各地で野菜を移動販売したりと大忙しのParitalyさん。「道草市」では爽やかなレモンジンジャーソーダと梅ソーダのほか、多数のジャムやコンディメントも販売されていました。

ちょうど喉がカラカラだったので、梅ソーダをいただきました。うん、適度な酸味が絶妙で、体が潤う美味しさ！

多数あったジャムの中から筆者が選んだのは「ブラックベリージャム」。なかなか市販品はお目にかかれないですよね。Paritalyの江頭さんにお話を伺ったところ、小金井市内の農園で採れた新鮮なブラックベリーを使用しているそうです。

翌日 Acacia Bagel（アカシアベーグル )さんのプレーンベーグルと Paritalyさんのブラックベリージャムを合わせてみたところ、絶品でした！

「道草市」でひときわ注目を集めていたのが、このおふたり。10時ごろにマスター木村と腹話術師いずみさんのミニライブが始まるやいなや、すぐにぐるりと半円を描いて人々が集まり、音楽を通してワクワクする気持ちを共有していました。

腹話術師いずみさんと相棒のけんちゃんはハロウィーン・スタイルでのご登場。衣裳が青空に映えて、とても印象的でした。いつもながらの軽妙なトークに、子どもたちもすっかり魅了されていました。

最後の楽曲『パプリカ』では、小金井市誇る口琴アイドル・ももなちゃんのご登場で会場のテンションはMAXに！

「口琴」という楽器を初めて耳にした我が家の子どもたちはとても感銘を受けたようで「どうやって吹いているのか教えてもらいたい」と話していました。

土曜日の朝、市内の公園までちょっと足を伸ばせばこんなにも手作りと真心がこもった朝市に出会えるなんて、新しい発見でした。

早くも「小金井道草市」の次の開催を心待ちにしています。

Vol.1685 秋の風に誘われて「道草」してきました。第一回 小金井道草市@やまばと公園