こども農園2022.04.26

こども農園の記録 #7　小屋の棟上げ

こよみの上では「穀雨」にあたるこの日。朝方まで続いた雨で、畑のコンディションがあまり良くありません。それでも週に１回のペースでしか作業を進められない「こども農園」にとって、少しでも作業を進めるべく、畝作りを行いました。

ところが、ぬかるみに足がとられて、畝作りどころではありません。むしろ、こどもたちは、ぬかるみが楽しくなってきて、裸足になって土の中を歩き始めます。このままでは畑の状況がもっと悪くなってしまうので、今日の畝作り作業は中断。

みんなが集まったら、先週作ったベンチに座りながらご挨拶。今日の活動「小屋の基礎づくり」に取り掛かりました。。

前回のベンチづくりのことを振り返り、どうしたら強くなるのかを確認すると、いよいよ木材を組み立て始めました。

４本の柱を４本の梁で繋いだら「よいしょ」とみんなで持ち上げて・・・

小屋のフレームが出来上がってきました。

さらにそのフレーム同士を梁４本でつないでいきます。

前回のベンチづくりで使い方を覚えたインパクトドライバーを、交代で使いながら、丈夫になるように制作していきます。

そして組み上がった小屋の基礎を、みんなでわっしょいわっしょい！畑の隅っこのスペースまで運びました。

この小屋は、これから暑くなる畑の中で日陰の役割をしたり、野菜を育てるための棚になったり、こどもたちの遊具になったり、夏までの間にだんだん変化していく予定です。次回に向けて「床を張りたい」「はしごをつけたい」「設計図描いてくる」とこどもたちもイメージがひらがってきています。

そして小屋の隣のビオトープスペースには、これまでみんなで掘ってきた穴にビニールシートを入れて、池づくりが始まっていました。こちらもどうなっていくのか楽しみです。