セミナー・ワークショップ2022.05.23

5月15日、わくわく都民農園小金井で栽培講習会「江戸東京野菜・寺島ナスをプランター栽培してみませんか？」が開催されました

　5月15日にわくわく都民農園小金井で、栽培講習会が開催されました。内容は寺島ナス（江戸東京野菜）をプランターで栽培するために、プランター・用土の選び方と植え付け、栽培の注意点、寺島ナスの特長と美味しい食べ方でした。講師は萩原さん（東町の農家）、松嶋さん（都市農地活用支援アドバイザー）でした。
　寺島ナスは、江戸時代に江戸東部・寺島地区（現在の墨田区向島あたり）で生産されていたことから「寺島ナス」と呼ばれ、なす特有の香りが強く光沢のある黒紫色した実が特徴のナスです。講習会で使われた寺島ナスの苗は市内の島田農園で毎年大切に育てられているものでした。
　プランターで栽培する寺島ナスは、根が下に伸びるのでプランターは大きいものを選び、底に肥料をまぜて、その上に土を入れ植えます。また、寺島ナスは背丈はあまり大きくならず横に広がるため、一番花を主枝にして脇芽2本の3本仕立てにします。講師の萩原さんが実際にプランターで寺島ナスの植えつけを行い栽培の注意点などを説明しました。
　最後に松嶋さんからは江戸東京野菜の説明と寺島ナスを使った料理レシピの紹介があり、栽培講習会は終了し、植え方を学んだ参加者は自宅で栽培するため苗を持ち帰りました。