こども農園2025.03.01

こども農園の記録　#44　１年間ありがとう！スペシャルなおやつで祝福

去年3月にスタートし、１年間この畑で過ごしてきたこども農園の活動も、今年度最終回となりました。

最後の収穫へ！
最後のおやつに活用しても良いし、みんなで持ち帰っても良いし、そのまま来年に引き継いでも良い。種を採るまで育てたいと、あえて収穫せずに花を咲かせるのもよし。

紫キャベツも、最後に初収穫できました。

収穫後は「お礼肥え」。今年一年の豊作に感謝の気持ちを込めて、ボカシを畑にプレゼントします。

たくさんの収穫をもたらしてくれた土に感謝。

そして、来年に畑を引き継いでいきます。

最終回はスペシャルおやつづくりをします！

メインは玄米。今年度みんなで田植えから稲刈り、脱穀までして育てた大切なお米です。
このお米を使ったスペシャルなおやつで、最後の日をお祝いしようと、１ヶ月前から話し合いを重ねてきました。

水曜日チームは、野菜たっぷりカレー！

すべてがこども農園産というわけにはいきませんでしたが、
小金井市内の農家さんの野菜を加え、今年の野菜売り上げ残金を使って、カレールーと鶏肉を購入し黄金のカレーづくり！

水曜日最終回は、夕方に冷たい北風が吹いて寒かったので、熱々のカレーはぴったりのメニューでした！

金曜チームの最後のおやつは「おむすび」。
具材を何にするか？話し合いをし、今年の売り上げの残金をギリギリまで使って
シーチキン、まぐろ、ウインナーを買いました。
近くのスーパーをはしごして、なんとかゲット！

そうしておむすびを握ります。具はそれぞれお好みで選びました。

炭火焼きおにぎりに挑戦する強者も！美味しそう！！

今年最後のおやつを囲み、一年分の「いただきます」と「ごちそうさま」。

やっぱり美味しいものを食べる喜びはひとしお！
食べるだけでなくて、種まきから日々のお世話まで「育てる」こと、収穫すること、そして調理することまで、全部自分たちでやってきた喜びが、一番のスパイスだから、とびきり美味しい。

街の真ん中で、こどもたちが土や野菜と共に様々な命の循環を実感し、そしてみんなで「おいしい」を分かち合うことができる時間を、これからも守り続けていきたいと改めて感じる時間でした。
１年間ご参加いただいたこどもたちはもちろん保護者・ご家族の皆さま、
こども農園の活動にご理解ご協力いただいた近隣の皆さま、サポーター、ボランティア、会員の皆さま、ありがとうございました。

何よりこどもにも大人にも、たくさんの恵みを贈ってくれた、土とそこに棲む目に見えない生きものたち、虫たち、野菜をはじめとしたあらゆる植物、そして毎日休むことなく降り注いでくれたお日様の光と、風や雨や雷まで。たくさんの力に支えられて、美味しいおやつをいただき、元気に生きることができました。それらすべてのご縁に感謝の気持ちを込めて。