こども農園2025.01.25

こども農園オープンデイ　畑で春の七草をみつけよう　#開催レポート

こども農園オープンデイ！
今回は春の七草を中心にした新春の野草を探して、目で見たり触ったり、音を聞いたり匂いを感じたり、食べられるものは食べるまで五感をフルに使って感じて楽しむ企画です。

講師に東京学芸大学環境教育研究センターの小柳先生をお招きしました。
まず最初にウェルカムドリンクのレモングラスティーで温まりながら自己紹介タイム。

そして、さっそく「こども農園」の中を歩きながらの「ネイチャービンゴ」に挑戦しました。

色や匂い、手触り、形や大きさなどの特徴をもとに、植物を探し、見つけたら丸をつけてビンゴを目指します。次々にビンゴ達成し、まずは植物を探したり観察したりするときの特徴を、小柳先生からの解説とともに知っていただきました。

そしてここからは、実際に植物採集です。
この畑にあるすべての植物のコレクションをつくることを目標に、見つけたら採集して小柳先生のいる標本テーブルまで持っていきます。

小柳先生に見ていただき、その特徴から植物の種を同定してもらい、ラベルをつけて分類していきます。

あっという間に、畑の中の植物が集まってきましたよ！

こども農園は「畑」ですから、もちろん野菜もたくさん見つかります。
野菜も野草も分けずに植物は集めていきます。

そして１５分で集まった３５種類の植物の中から、食べられるものと食べられないもの、食べられるけど美味しいものと美味しくはないものなどを分けていきました。

ここで、植物の見つけ方見分け方など参加者からいろいろな疑問が出てきて、小柳先生に教えていただきました。

中には、小柳先生にもその場ですぐには同定できない種類もありました。

食べられる植物２０種類ほどを洗いって、ちぎって刻んで、春の七草汁ならぬ「二十草汁」づくりをしました。

鮮やかな青が広がり、とてもきれいです！

そして最後に味噌を溶いて、味噌汁の出来上がり！！

寒いので、とっても温まります！
そして美味しい！！

参加者からは「野菜も普段あまり食べない子が、今日はたくさん食べられた」という驚きの声や、「野草のくせや苦味がもっとあるかと思っていたけど、全然感じなかった！」という感想を聞くこともできました。

小柳先生からも、「この植物にとっては厳しい季節で、種類が少ないかと思っていたけど、３５種類も集まって、お味噌汁もとっても美味しくて驚きました！」と話してくださいました。

こども農園というたった１２０㎡の畑ですが、野草に目を向けて過ごすことで、豊かな自然を五感を通して感じ楽しむことができますね！
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

次回は春のオープンデイを予定しています！！お楽しみに！