こども農園2024.12.29

こども農園の記録　#37　年の瀬しめ縄綯い

年内最後のこども農園。

水曜日チームののんびりタイムでは、けん玉が密かなブーム。
寒さもあって、なかなかじっとはしていられない季節です。

それもそのはず、夕方になっても霜柱が解けずに残っているこども農園です。

そんな寒い中でもキャベツはすくすくと育っていて、今日は今年初の収穫！

大きなキャベツが収穫できたね！

年末の大仕事。みんなで育てたお米の稲藁で、お正月用のしめ飾りをつくるのです。

とっても寒いので、七輪にあたりながらの「藁すぐり」。
藁から「はかま」と呼ばれる葉っぱを取るお仕事です。

藁すぐりを終えた藁は、水につけてよく揉みほぐしておきます。

金曜日チームでは、しめ飾りをつくると聞いて、「じゃあ飾り物がいるね！」と畑の中から貴重なお花を集める子たち。

きれいなお花が見つかったね！

そしていつものおやつづくりのお仕事。水曜日は、体が温まる生姜入り大根のお味噌汁。

金曜はカブの煮浸しとキャベツのゆず塩もみ、サツマイモスティック。
水曜も金曜も、シャフ担当の子たちのアイディアです。

おやつができた！

年内最後の農園ということで、いつもより心を込めて「いただきます！」
今年の豊作に感謝です。

そして最後は、しめ縄を綯（な）います。
3人１組、みんなで息を合わせて藁を綯います。

「綯う」という作業は初めての子も多く、慣れない手つきでしたが、だんだんコツをつかんできたようです。

綺麗な縄になってきました！

中には、一人で綯う強者もいます。
１年に１回ですが、毎年やっているとだんだんできるようになるんですね！

雷（イナヅマ）の形をあしらった紙垂と、裏白（シダの葉）を用意しました。

そして畑で集めた飾りものも添えて…

よし、できた！

同じ材料で同じものをつくっても、個性は滲み出るものです。

来年も良い一年になりますように！

こども農園の記録 #37 年の瀬 しめ縄綯い