こども農園2023.10.11

こども農園の記録　#26　落花生のおやつ／間引き／稲の脱穀

今日はいい天気。畑につくとそれぞれの野菜の芽が大きく育っていることに気がつきました！

１０月に入り収穫物も少なくなっていますが、空芯菜は次々に育って、今週もたくさん収穫できました！

今日は、市内の農家をされていて、お隣の福祉農園の講師もされている「こびと農園」さんから、落花生を購入しておやつにいただくことに。

収穫後１週間半ほど天日干しにしたものです。それを殻を剥いて、フライパンで炒っていきます。

本来、乾燥落花生として収穫する場合は、１１月頃まで完熟を待ち、収穫後も畑で１週間ほど乾かしてから炒るのですが、事情があって少し早めに収穫したものを炒って食べてみました。

まだ豆は固くなっておらず、食感としては銀杏に近いものでしたが、ピーナッツ大好きな子たちが何度もお代わりをして、あっという間に平らげてしまいました。ごちそうさまでした。

後半の活動は、自分の担当する野菜の観察から始まりました。草マルチ（草のおふとん）の隙間から、芽が出てきています。「まだ葉っぱの筋（葉脈）が少ない」など、それぞれの発見を教えてくれました。

スジまきしたので、芽が混み合っている場合は、間引きしてあげないといけません。

葉っぱと葉っぱが重なっていたら、ケンカしちゃうから、二つのうち小さい方の芽を間引いてしまいます。「せっかく生えてるのに、かわいそう！」という意見もありました。試しに間引かないで育ててみたらどうなるのか、試してみるのも良いかもしれません。

でも、一番は、間引き菜をおやつにいただくこと！　間引き菜は小さいですが、味が濃くてとても美味しいのです。「もったいない」と思うなら、せめて食べて命をいただいて、パワーをいただくんだよ。そんなことを教えたら「おいしい！やめられない！」といって、全部間引いちゃったら、大きく育たないので、ほどほどに。

こうして、少しずつ間引きを進めて、大きく育てていきます。

後半はもう一つの活動がありました。稲の脱穀です！

稲を虫眼鏡で観察すると、小さな生毛がびっしり生えた殻で包まれた小さなお米がたくさんついています。これが稲の実であり、種でもあります。この一粒一粒が「ご飯」なんだね。

あれから１週間干しておきました。

そんな量も多くないので、手作業で脱穀をしていきます。

使う道具は牛乳やジュースの紙パックです。パックの口に挟み込んで引っ張ると、ぽろぽろっと実がパックの中に落ちていきます。

もちろんパックがなくても、手でしごいて脱穀することもできます。ただし、こぼさないように大切に！

今日は、全体の半分くらい脱穀することができました。次回に続きます！