こども農園2024.05.31

こども農園の記録　#11　発見と驚きいっぱいの畑

畑の一角のハーブ園にはセージが紫の花を咲かせています。

去年の冬に育てて２月には収穫を終えていたキャベツの芽が残っていて、遅れて結球しています。

だんだん緑が深まってきた農園。

少しずつ夏野菜が実り始めています。

この１ヶ月、水金チーム共同で制作してきた三角屋根は・・・

こども農園にニワトリさんをお招きするための小屋でした！
先週ついに組み立てが完成して、水曜日ついにニワトリがやって来たのです。
ところが・・・

隙間からあっという間に、抜け出してしまいました！

広い畑をお散歩するのが楽しいようです！
もともと、野菜をつついたり食べたりされないようにしよう、というのが小屋をつくった理由でしたが、
どうやら野菜にはあまり興味がなさそうで、土をつついて虫を探している様子です。

ようやく小屋に戻って来てくれました！
小屋の改良が必要そうですが、そもそも小屋はいるのか？？

ところで、この季節の畑は、楽しみがいっぱいです！
芽が出たかな？　大きくなったかな？　花が咲いたかな？　実がついたかな？

自分の担当の野菜の成長を、毎回、じっくり観察しています。

草のお布団（草マルチ）をかけたり、米ぬかを追肥したり、間引きしたり、脇芽をとったりと忙しい時期でもあります。

そして、金曜シェフチームは、間引き菜を生かしたおやつづくりにも取り組んでいます。

収穫したニンジンと葉ネギ、大根の葉っぱ、間引きした大根やホウレンソウを使って汁物づくりです。

水曜クラスではサブリーダーのナンシーが「いいうんこのつくりかた」という紙芝居をつくってきてくれました。
畑でおなじみの「キンちゃん（微生物」）が、実は体の中にも住んでいて、畑でやっていることと同じように、腸の中のキンちゃんたちの好きなものを、私たちが食べてあげることで「いいうんこ」ができる、つまりお腹の中が健康になるのです！

土に住むキンちゃんを元気にすることが、野菜の元気になることを知っているこどもたちですが、
なんと、その元気野菜を食べることで、自分たちの中に住んでいるキンちゃんたちも元気になり、それが自分の元気になっているなんて・・・
土と自分の体がつながっていることをあらためて感じる機会でした！
そして、だからこそ、元気な野菜を育て、それを食べることがますます楽しみになりました！