こども農園2023.10.18

こども農園の記録　#27　落花生の収穫／生落花生の塩ゆで／畑の夕方

先月に収穫してから、乾燥させてきたゴマの最後の選別作業。

いよいよすべての房から種がこぼれ落ち、ふるいにかけ残った殻は菌ちゃんのご飯として、畑にお返ししました。

落花生の収穫時期です。まだ葉っぱの一部が黄色いくらいなので、今回は生落花生用に半分だけ収穫しました。

引っこ抜いたら、こんなにたっぷり実がついていました！

土の中で殻を破って、豆（種）から根が生えているものもあり、生命の力強さを感じます！

たっぷりついた落花生から虫に喰われたり傷んだりしていないもの、大きく育っているものを選び外していきます。

一つ一つ洗って泥を落としました。

そして、塩水でじっくり３０分くらい茹でました。

今日のおやつは茹で落花生。採れたて茹でたては、とってもおいしい！

落花生は苦手な子、先週の乾燥煎り落花生は苦手だったという子も、生落花生はおいしいと、みんなよく食べました。

おやつ後の時間は、すっかり日も傾いて夕方になっていましたが、水路づくりのチームは今日も張り切っていました。

畑の溜池に水が無事引けたようです。何のために？と聞かれると理由はありませんが、水が流れる道をつくり、その水が掘った穴を満たしていくこと、それ自体が目的の一大工事なのです。理由は何にせよ、こういう作業の中でチームワークのコツを身につけるのかもしれません。

一方のチームは、稲の脱穀というプロジェクト。脱穀機などないので一本一本手作業です。

モミが外れていく手応えも楽しいですが、こういう地道な手作業は不思議と会話が弾むもので、手元を見つめながらも、何だかいつもよりも親密な会話が生まれるのでした。