観光写真コンクール2022.09.05

「第68回小金井の四季の観光写真コンクール」入賞作品の紹介 ①

講評

　コロナ禍で世間が混乱している中、多数の方々が応募いただきました。内容も例年と何等変わりなくバラエティに富んだ作品に驚きを感じております。今回は全作品を机の上に並べられる場所が確保出来たため、一つ一つ作品をじっくり審査することができました。たくさんの応募作品の中で、透明感のある素晴らしい作品「白い朝」を推薦としました。田口久恵さん、お目出度うございます。
　その他気になった点が多く見受けられました。「小金井の四季の観光写真」でなければなりませんが、主題から大きくはずれている作品がありました。その他では花の写真です。花のある小金井の観光写真なら通用しますが花のアップ等が多く見られましたので応募に相応しくありませんので呉々も注意してください。いずれにせよ数多く１年間をよく纏めました点に深く感銘を受けます。　　　　　　日本写真作家協会名誉会員　須山実氏

特選「遊ぼうよ」萩野谷トヨ子さん

虫取りの網を持つ２人の子が胸をはずませている様子がよく出ています。水辺には２羽の鴨がのんびり楽しんでいるかの様で全て満足出来る内容と云えます。特に構図のとり方が素晴らしくプロ級の腕前です。

特選「桜雨逍遙」杉山薫さん

小雨降る坂道を上って来る愛犬と主人が背景の枝垂れ桜に応援されているかの如く上がってきます。雨傘の位置や色合いもよく花道を通る最高の演出ができました。

入選「厄除け花火」鈴木忠良さん

貫井神社の祭礼の日でしょうか。１人の祭り半纏を着た人と花火で日中での祭りの雰囲気が伝わって来ます。夕景の景色と花火の露出がピッタリ合っています。流石です。

入選「紫陽花が咲く頃」佐藤保治さん

自然観察園での撮影ですが、選者を始め他の人々は此の作品を見て遠い観光地の湿原で撮ったかの様な錯覚を感じます。小金井の良さの発見です。

9月9日（金）〜12日（月）に小金井宮地楽器ホールで開催する「小金井の四季の観光写真展」で入賞作品を展示しますので、ぜひお立ち寄りください。
第68回小金井の四季の観光写真展

新着情報

「第68回小金井の四季の観光写真コンクール」入賞作品の紹介 ①

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